大垣教会イメージ絵

〒503-0996  岐阜県大垣市島町283





  大垣教会からの大切なお知らせ


  大垣教会は、2018年2月末日をもって、この地での礼拝を
 終了し、岐阜加納教会において合同礼拝を持つことになりました。

  長い間、お交わりに感謝します。





   ・感謝礼拝説教     辻 幸宏    (2/18)

 「神の国の完成にこそ希望がある」  ヨハネ黙示録21:1~7

序.
 2016年11月、「大垣伝道所が閉鎖され、私が牧師を辞職すること」を小会が決議したことを、大垣伝道所の委員に、そして会員に伝えられました。教会に集う会員一人ひとりにとっては、心が砕かれる宣告であったかと思います。1975年以来の43年の年月は軽いものではありません。そして最終的には、先日行われた大垣伝道所、ならびに岐阜加納教会におけるそれぞれの会員総会において、2月末日をもって、大垣伝道所における礼拝・集会を終了し、岐阜加納教会に合流することを、決議いたしました。決議が遅くなった関係で、皆さまへの案内もぎりぎりになり、申し訳ありませんでした。
 また、最終的な大垣伝道所を閉鎖する決議と中会への届けを7月までに行うことを前提に予算案を決議いたしました。

 この間の1年3ヶ月。大垣伝道所の会員、そして献金と祈りをもって支えて下さってきていた岐阜加納教会の会員に取りましては、非常に心が揺さぶられ、格闘する日々が続いたことかと思います。私自身、牧師として足らないところばかりであり、こうした結果を招いたことを、主の御前にあってお詫びするしかないのですが、教会員と寄り添うこと、その心の痛みを共有することが、何よりも大切だと思いつつ、不十分であるかも知れませんが、寄り添い、御言葉から説教を語ってきました。

 最初に招きの言葉を2箇所、読ませていただきました。プログラムにも記しましたとおり、最初の詩編41編は、伝道所の閉鎖と私の辞職を伝えた2016年の聖句です。この年の教会の標語は、「弱者に寄り添う主と共に」でありました。そして昨年2017年の聖句がマタイ11章28~30節であり、標語が「安らかな信仰生活のために」としました。大垣伝道所では、礼拝最初の招きの言葉を、年の聖句を読むことにより、礼拝を始めております。昨年の聖句と標語は、心が揺さぶられる中にあっても、なおも、主への信仰を確かにして、神の御国への希望をもって、毎日毎日の信仰生活を送っていただきたいとの思いが込められていました。
 そして、今年、大垣伝道所としては、3月までしかないことは決まっていましたが、あえて大垣伝道所として標語と聖句を作成しました。それが、前に掲げられているとおりであり、今日の説教として取り上げておりますヨハネの黙示録21章6~7節の御言葉より、「神の国にこそ希望がある」です。私たちは今まで大垣教会に集い、そしてこれから集うことになる岐阜加納教会がゴールではありません。あくまでも地上に生きる途上にある仮の宿であって、私たちのゴール、永遠の生命、平安は、神の御国であることを、確認したかったのです。パウロもフィリピ書で「我らの國籍は天に在り」(3:20)と語っているとおりです。地上の教会は、欠けがあり、不十分です。時として、主にある兄弟姉妹と言いながらも、傷つけ、躓きの石となってしまいます。しかしそれでもなお、私たちが地上の教会に集い続けるのは、神の国における永遠の祝福と平安が約束されているためです。

Ⅰ.神の御国への凱旋
 ①アジアの7つの教会
 さて、ヨハネの黙示録21章の御言葉が、私たちに与えられていますが、黙示録は、使徒ヨハネからアジア州にある7つの教会に書き送られています。1:11には、7つの教会の名が書き記されています。エフェソ、スミルナ、ペルガモン、ティアティラ、サルディス、フィラデルフィア、そしてラオディキアです。そして、2~3章では、それぞれの教会について紹介され、それぞれの教会の弱さと欠けも指摘されていきます。地上にある教会は、罪赦された罪人の集まりであるキリスト者によって、教会形成が行われており、欠けがあり、罪を避けることが出来ないのです。

 ②地上の教会は役割を終え、消えていく
 それと同時に、これらの7つの教会を顧みる時、現在でも存続している教会があるかといえば、一つもありません。エルサレム、アンティオケア、そしてパウロが宣教した各地の教会も然りです。存続しているといえば、ローマ教会位ではないでしょうか。聖書に記されている教会の多くが、その歴史を終えているのです。
 地上に立てられた教会は、永遠ではありません。またそこの集う信者もやがては死に、教会も姿を変えていきます。「教会が閉鎖される」と聞けば、世間では「敗北者」のように見えているかも知れません」。しかし、主の導きは、常にその教会にも与えられ続けてきたのであり、天にあって不要な教会など一つとしてありません。

 ③天国の希望に生きる教会
 そして、私たちが属しているのは神の御国にある見えない教会、勝利の教会です。ヨハネが黙示している新しい天と新しい地(新天新地)です。そして天の玉座から語りかけられます。「見よ、神の幕屋が人の間にあって、神が人と共に住み、人は神の民となる。神は自ら人と共にいて、その神となり、彼らの目の涙をことごとくぬぐい取ってくださる。もはや死はなく、もはや悲しみも嘆きも労苦もない」(3-4)。
 主イエスがクリスマスの夜にお生まれになられた時、「インマヌエル」、「神は我々と共におられる」と言われました(マタイ1:23)。そして主イエスが十字架の死と復活を遂げ、天に昇って行かれる時も、「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」(同28:20)とお語りになりました。そのため、私たちは今も、主イエスが聖霊を通して共にいることを信じ、確信しています。だからこそ、主にすべてを委ねて祈ることが出来るのです。
 しかし、私たちは、目で見ることができません。直接、主の御言葉を聞くことができません。だからこそ、今、多くの人々は、「神はいない」として、神さまを信じることを辞め、教会から離れて行っています。
 しかし新天新地が到来する時、キリストは私たちの目の前にいて、共に歩んで下さいます。今まで、私たちが担ってきていた苦しみ、悲しみ、嘆き、そうした目の涙をことごとくぬぐい取ってくださることを宣言して下さいます。この時に、もう私たちには「死」はありません。「悲しみ」もありません。「嘆き」もありません。「労苦」もありません。主は、今、大垣教会に集って下さっている一人ひとり、すべての苦しみ、嘆きを受け止めて下さり、代わりに背負って下さいます。
 だからこそ、私たちは、一つの教会が閉鎖されるという、大きな悲しみの中にあっても、希望をもって、一歩前へと踏み出せるのではないでしょうか。ここには敗北者の姿はなく、主からの恵みと祝福に与り続ける勝利者の姿があります。ここにこそ、私たちの生きる希望があります。


Ⅱ.世にある信仰の戦いと主による救いの約束
 ①教会の弱さと世との戦い
 しかし同時に、私たちは、目の前に置かれた現実から目をそらせてはなりません。大垣伝道所が閉鎖に向けて進んでいるように、日本のどこの教会においても、あるいは欧米、韓国の教会においても、教会に集う人たちが減っています。今まで行っていた教会活動が出来なくなることもあります。
 また、神の御国を目指す教会であっても、欠けがあり弱さがあり、躓きがあります。失望をあたえる教会でもあります。私たちはこうした事実を受け入れなければなりません。
 そして、神さまが、平和と和解、人々の生活を覚えて福音を語られるのと反して、戦争、主権争い、そして人々に苦しみを強いる政治が行われています。政治において行われている表面的なことではなく、彼らが目的としている本質的な所を知り、誤りを正していかなければなりません。

 ②少数者であることを覚えよ
 つまり大垣伝道所の会員が同流する岐阜加納教会も、中部中会、日本キリスト改革派教会、さらには大垣に集う各教会、日本のすべての教会、さらには世界にあるすべての教会は、地上にあって、罪と戦い、サタンの誘惑との戦いの教会です。キリスト者は、試練と艱難を避けて通ることは出来ません。また、少数者であることを忘れてはなりません。そして今生きている世界の現実を直視しなければなりません。

 ③主により真実は明らかになる……主による最後の審判
 しかし、主なる神さまにこそ、真理があります。天地万物を創造して下さった神さまは、今も私たちに命を与え、全世界を治めておられます。
 支配をしようと思うものは、表面的には素晴らしさを強調します。そして真理が隠され、歪められています。しかしこうした取り繕いは、メッキが剥がれ、嘘・偽りは、明らかにされていきます。
 だからこそ、私たちは、主の御前に立ち、主の真理を貫き、主を証しして生きれば良いのです。このことにより、時として損な役回りを受け入れなければなりません。傷つけられることもあるかも知れません。しかし、私たちは、希望をもって、真理を貫く信仰生活を歩み続けていけば良いのです。自分の力で戦おうとするため、苦しいのです。辛いのです。主が前面にでて戦って下さいます。そしてすべての統治者であり、キリストの十字架の死と復活により、罪に打ち勝って下さった主が、私たちに勝利をもたらして下さいます。

 5 すると、玉座に座っておられる方が、「見よ、わたしは万物を新しくする」と言い、また、「書き記せ。これらの言葉は信頼でき、また真実である」と言われた。 6 また、わたしに言われた。「事は成就した。わたしはアルファであり、オメガである。初めであり、終わりである。渇いている者には、命の水の泉から価なしに飲ませよう。 7 勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐ。わたしはその者の神となり、その者はわたしの子となる。」
 アルファであり、オメガである、初めであり、終わりである主なる神さまが、すべてをご覧になられています。主の御前にあっては、私たちの行い・口から発せられる言葉・心の中で思っていることの何一つとして隠すことはできないのです。苦しんでいる時、主は助けて下さいます。励まして下さいます。力づけて下さいます。

 そして最後に、主なる神さまの存在を否定し、神さまに背き続ける者に対して、このように語られます。8 「しかし、おくびょうな者、不信仰な者、忌まわしい者、人を殺す者、みだらな行いをする者、魔術を使う者、偶像を拝む者、すべてうそを言う者、このような者たちに対する報いは、火と硫黄の燃える池である。それが、第二の死である」。
 十字架において死を遂げられたキリストは、死から三日目の朝に甦られ、死と罪、サタンに勝利を遂げられ、そして今も天にあって生きておられます。そして、主に逆らう者たちに対する裁きを行う一方、主に従い行く私たちに、天国の希望に満たして下さいます。

 だからこそ、一つの教会が閉じることに、私たちは寂しさを覚えますが、それでもなお、主にある勝利と希望、そして主が私たちと共に歩んで下さり、命の水を与え続けて下さり、支え、励まし、力づけ、慰めて下さる方であることを信じる時、今日も明日も、希望をもって、一歩前へ向かって歩み続けることが出来るのだと思います。





          
           Okano Organ BEL-1 A/S2









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